ザマアが面白くない

またしても個人的な趣味嗜好の話なのだけど、ラノベのザマアする話。
これがどうにも面白くない。
いや、面白い話もあるんだけど。
なので、どういう設定だと面白くないのか考えてみた。

まず、悪役令嬢モノの場合
王子様がポンコツすぎる。顔だけで頭が悪い。
主人公に対してライバルがおそ松さんなので、簡単にザマア出来てしまう。
達成感がない。

王子様が勘違いしてるだけで、令嬢が超有能な場合
分かってないなあ、コイツという目線がひたすら続く。
つまり相手を否定的に見るネガティブな文章が続く。→これが個人的に一番ツラい。途中でうんざりして読むのを止めてしまう。気が滅入るというか。

令嬢が努力してのし上がり、相手を見返すような展開なら面白いんだけど、最初から有能なので、主人公なのに成長の余地がない。
そのくせ重箱の隅をつつくように、細かいことで相手をディスる。
無双しまくっても、どうにも小物感が漂う。

王子様が有能(ライバルが強力)なほうが面白くないか?
自分は絶対的な安全圏にいて、そこから相手を攻撃するだけってセコいだろ。

相手と和解する気がない場合
相手を貶めて、自分を大きく見せたいのか?
最終的にどうしたいのか分からない。
主人公が新天地で成功してオシマイでもいいんだけど、それって別に主人公以外どうでもいいと思ってない?

悪役令嬢モノとか、設定がすでに定型なので、新機軸が欲しい。

ふと思いついて、ChatGPT に相談してみた。

ループ×悪役令嬢:
悪役令嬢が断罪イベントの直前で毎回ループしてしまう。
このパターンで、悪役令嬢が王子様を助ける逆の流れにしてみたらどうか。
何度やり直しても王子様が死んでしまう。
どうやって助ければいいのか。

ChatGPT:
●起点
主人公:貴族令嬢。いわゆる"悪役令嬢"ポジションで、婚約破棄イベントの前日に毎回時間が巻き戻る。

でもループのたびに「王子が死ぬ」ことが判明(刺殺、毒殺、自殺、事故などパターン多様)。

しかも"断罪"されない場合も死ぬ。つまり悪役令嬢の運命より、王子の死の方が"固定"されている。

●目的の転換
最初は「自分が破滅しない方法」を探していたが、
王子が死ぬとループが発動するため、
「王子を救う」ことが"ループから脱する唯一の鍵"だと気づく。

構造とテーマ
●対立構造の転換
王子=敵ではなく、攻略対象じゃないのに"救出対象"になる逆転構造。
しかも王子が有能で、"誰かに殺される理由がある"としたら、
政治的な陰謀・暗殺・継承争いなど、物語にスリルが出る。

●ループ条件に謎がある
王子が死ぬとループ

主人公の死では発動しない

王子が死ぬ"直前"に必ず彼女の手元に戻る(毎回断罪の前日)

→つまり「彼女に王子を救わせたい存在」がいる。
それは呪い?未来の誰か?システム?神?

愛する人を救いたくてタイムループする話は映画とかでもあったと思う。つまりその設定は普遍的であるということ。では、なぜラノベの自分を救おうと奮闘する悪役令嬢モノが、飽きられるのか。


ChatGPT:
すごく本質的な問いだね。
タイムループで誰かを救う物語は昔からずっと愛されているのに、
悪役令嬢が自分を救おうとする話はなぜ飽きられるのか。

これは単なる「ジャンルの流行り廃り」じゃなくて、
物語の構造と感情移入の軸の違いに関係していると思う。

ループものが愛される理由(普遍性)

1. 感情の"反復"と"上書き"に説得力がある
同じシーンを何度も見ることで、登場人物の感情が"変化していく"過程が自然に描ける。

小さな選択が少しずつ結果を変えていく=努力と報いの因果が明確に描かれる。

だから見てる側も「一緒に成長」してる感覚になれる。

 2. 愛や犠牲の重みが増す
例えば「何度死んでも君を救う」って言葉が、ループものだと本当に"重い"。

同じ相手の死を何度も経験し、それでも諦めない。
→ 愛の重さ・命の尊さ・選択の残酷さが凝縮される。
→ だから普遍性がある。

悪役令嬢が「飽きられる」理由(テンプレ化の罠)

 1. 感情の"深まり"より、"小賢しさ"が先に来る
自分を救う話のはずが、相手を罠にハメたり、言い負かしたり、
 → 精神的な優位性を見せつける展開に終始しがち

すると、視聴者や読者が「すごい」と思う前に「はいはい、またか...」となる。

 2. 主人公の"変化"が見えにくい
最初から賢く、準備万端な令嬢が「うまくやってのける」話が多い。
 →苦労してるように見えて、実はチートなだけ。

だから"成長"や"報い"が伝わりにくく、感情移入できない。

 3. 「救い」の範囲が狭い
結局"自分の名誉回復"や"婚約の取り消しを阻止"など、
 → 社会的な立場の修復が主なゴールで、命を救うほどのスケールにならない。

物語として小さくまとまりやすく、心を揺さぶるものがない。

自分を救う話は、他人を救う話よりはるかに難しいということか。
小賢しいだけ、チートなだけではダメなんですね。