中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本、Part15~19まで

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Part 15
現在完了形
私は今朝からずっと彼女と話をしていません。
正解はI haven't talked with her since this morning.
since じゃなくて from しか浮かばなかった。

since と from の違いがよく分からないな。
こちらを参考にしてみると
参照:since と from の使い分け。時間に使う英語の前置詞

since と from はどちらも出来事の起点を表します。
過去に始まって現在も継続中だったら since。
*過去完了の場合は、過去のイベントまで継続中だったら since 。
since = from + to now (future)
現在は終わっていることや、毎日変わらない習慣、未来に起点があったら from です。

Part 18
原形不定詞
そういえばそんなのあったかも、くらいにしか覚えてない原形不定詞。
to が付かない不定詞なので、動詞の原形と同じ。
使役動詞(make, let, have, help)、知覚動詞(see, hear, feel, watch, notice)に使われる。

私は彼が上手に日本語を話すのを聞きました。
I heard him speak Japanese well.
heard him という部分に違和感がある。
なんとなく、こうしたくなるというか。
I heard that he speaks Japanese well.
でもこれだと、彼は日本語が上手だと聞きました、になってしまうのでダメですね。

Part 19
仮定法
起こる可能性が十分にある場合
If I have time in the morning tomorrow, I will go for a walk.

起こる可能性がないと考えている場合
If I had time in the morning tomorrow, I would go for a walk.

もし私が鳥なら、空を飛ぶことを楽しむのですが。
If I were a bird, I could enjoy flying in the sky.

仮定法で was ではなく were を使う理由。
昔は were しかなかった名残りらしい。
参照:【仮定法過去】なぜwasではなくwereを使うのかを誰よりもわかりやすく解説

その時に''あえて''昔の名残であるwereを使うことで、 「これは現実の話ではないけれど」 という意味を付加させているんです。普通はI wasと使うのに、I wereをわざわざ使うということは、''普通ではない言い方''をしているということですよね。
その普通ではない言い方が、「これは現実の話ではないけれど」というニュアンスに繋がるんです。

was 現実に、起こり得ることに対しては、wasを使う。
were 現実に、起こりえないことに対しては、wereを使う。
このルールから例文を考えるとこうなります。
If I were a cat, I would take nap all day. もし私が猫だったら、一日中昼寝するのになぁ。
「猫だったら。」という前提は、絶対に起こりえないことなので、wereを使います。

では、次のケースではどうでしょう。
If I was rich, I would travel in the world. もしお金持ちだったら、世界中を旅するだろうなぁ。
「お金持ちだったら。」という前提は、絶対には起こりえない。とも言えませんので、今回は、wasを使用しました。
ただ、人によっては、それは「あり得ないこと」かもしれません。