キク英文法2周目 Chapter 9, Day 27, Day28, Exercise, 動名詞

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不定詞と同様、動名詞についてもこちらのサイトを参考に
参照:もう丸暗記したくない人に朗報。「to不定詞と動名詞」使い分けのカギはこれだ!

to不定詞と動名詞の両方を目的語にとれる動詞

以下の文で、部屋の鍵をかけていないことが確実にわかるのは、1と2のどちらでしょうか。

    He forgot to lock the room.
    He forgot locking the room.

正解は1。似たような意味の文にも見えますが、両者には明らかな意味合いの違いがあります。

    彼は部屋の鍵をかけ忘れた。(「これから部屋の鍵をかける」という行為を忘れた)
    彼は部屋の鍵をかけたのを忘れた。(「部屋の鍵をかける」行為をした記憶がない。実際はかけたかもしれない)

"forget" は、to不定詞と動名詞の両方を目的語にとれる動詞のひとつ。1のto不定詞は「これからすること」、2の動名詞は「動作の途中の映像を頭に浮かべる=記憶」を指しています。

主語の働きをするto不定詞の意味

次のうち、書き手の経験から「楽しい」と述べたいときには、どちらの表現がより自然でしょうか。

    To play soccer is fun. 
    Playing soccer is fun.

正解は2。先ほど、動名詞は「すでに起きている出来事や実際の行為、頭に浮かんでいる映像」を意味することを学びましたね。よって、「実際にサッカーをしている経験」から、楽しいと述べているのです。対して、1のto不定詞は「現実で起きていないこと」を示唆する表現。実際の経験というよりは、一般論として「楽しい」と述べているのです。よって、2と比べて、1のto不定詞は現実性や経験の意味合いが薄れます。

以上を踏まえて、動名詞
Day 27
動名詞は「過去に起きたこと、一般的・具体的・習慣的なこと」を表す。
過去に起きたことを表す場合、動名詞をto不定詞に置き換えることはできない。
動名詞は、過去に起きたことや現在起きていることを前提にして使うのに対し、to不定詞はこれから起きることを仮定して使う。
文の主語や補語、動詞の目的語になっている動名詞は、to不定詞に置き換えることができる場合がある。
to不定詞は前置詞の目的語になれない。

(Get→Getting) more exercise, most experts agree, is the best way to lose weight.
動詞の原形は文の主語になれない。
Getting more exercise is the best way to lose weight.
文章をこう変えるとわかりやすい。is があるのでGettingにするしかない。

insist on A's(所有格) doingで、Aが~することを要求する、を表す。
She insist on her innocence.
彼女は自分の無実を主張した。
Why do you insist on those things?
なぜ、そういうことにこだわるのですか?
Jimmy insists on my taking him to the zoo.
ジミーが動物園に連れて行けと言うんです。

How do you like this park?
It's wonderful! I never dreamed of (there being) such a quiet place in this noisy city.

選択肢
being これを選んだ、こんな静かな場所であること
having being こんな静かな場所であったこと
there being こんな静かな場所があること
there to be to不定詞は前置詞の目的語になれない
there being ~があることを表す。

Day 28
We managed (to sell) the old house by advertising it in the paper.

選択肢
having sold 動名詞ではない
having to sell 動名詞ではない
to have sold 文の動詞の時制より前の時を表すので不可
to sell
managed to do で、どうにか~する、を表す。

avoid doingで、~することを避けるを表す。動名詞だけを目的語にとる。

need to do は~する必要がある、need doing は~される必要があるを表す。

Exercise
recommend doing で、~することを勧める、という意味になる。動名詞だけを目的語にとる。

stop doing で、~することをやめる、を表す。動名詞だけを目的語にとる。
stop to do は~するために立ち止まるを表す。

forget to do は~するのを忘れる
forget doing は~したことを忘れる