熊茶壜

入院生活4日目。
昨日血液検査があると聞いてはいたけれど、早朝に来るとは思っていなかった。
隣のおば様が起きるまでは静かにしておこうと思って、イヤホンしながら音楽聞いていたら、5時半くらいに突然電気がついて採血しますと言われてビックリよ。
4、5本分の血をシリンジで抜いていった。
1本ずつ血を入れるよりまとめた方が効率いいのかな？

朝のお湯を6時半の体重測定の人（ダルそうな男性看護師）に頼んだ。
体重測定が終わったら取りに来ますねと言っていたけれど、取りに来たのはその1時間後。届けに来たのは更に1時間後だった。
昨日の人は割とすぐにやってくれたんだけど、これは頼む人を選ばないとだな。
夜勤の人より、8時半に来る昼勤の人の方がきびきびしているんだけど、そうすると朝のお茶は飲めない。
朝と昼の中間用のお湯になる。

8時半にもらったお湯は、午前中1杯しか飲んでいなかったので、15時になっても熱かった。17時前にアイスを食べたときにお茶を入れたらぬるかったので、おやつの前にもお湯がほしいな。

隣のおば様、イヤホンをつけずにテレビを見るのは気にならないんだけど、時々具合が悪そうな音を出したりいびきをかくので、こちらも安眠できなくなった。
一人きりだとさみしいけど、そのうち慣れるのかね。
こちらも同じくらい具合が悪くなれば、励ましあえるのかも？

おばからLINEで、土日も回診はあるのかと聞かれて、ないと答えたら、9時過ぎに医師団が回ってきた。
顔見せだけだけど、あー、これが回診か。
そういえば毎日来てたかも。

隣のおば様がカーテンを半分しか閉めないので、室内をうろうろすると目ざわりかなと思い、その場足踏みをしていたら腹の手術跡が痛み出した。
衝撃を与えるのはよくないらしい。
やはり歩く動作しかダメなのか。

おば様としばらくおしゃべりして、70才（ダンナは77才）ということが判明した。
その歳で頑張ってるんだから、こっちも負けてられないな。
体に薬を入れるために埋め込む管からバイキンが入って、ひどい目にあったそうで。
何度も痛いといったのに診てもらえず。
何かおかしかったら自分から訴えないと取り合ってもらえないよと、患者の心得を教えてもらった。

午前中来た看護婦さんにシャワーの予約とパジャマ、タオルを頼んだけれど、パジャマだけ来た。
お昼に来た看護婦さんにもシャワーに行くからタオルを頼んだけれど来ない。
ストックにあったタオルで行ったよ。
午後、夜の人と引き継ぎますね～と言いに来た昼間の看護婦さんにタオルを頼んだけれど来ない。
もう！！どうなってるんだよ！
こっちはわざわざナースコール押すほどの用事じゃないからと思ってたのに。
遠慮してると取り合ってもらえないのは治療だけではない。
明日からガンガンナースコール押してやる。

お使いの人は事前に予約を入れておかないと来ないそうなので、今日は早めに申し出た。コレは忘れずにお使いの人が来てくれた。
頼んだアイスも溶ける前に届いた。

夜、ダンナがLINEのビデオ通話を繋いでくれた。
こっちもWi-Fi繋いで、シャワー室にこもって通話（行けるところが病室とトイレとシャワー室しかないので）。
ニャンズに一生懸命語りかけ、忘れないでねと何度も繰り返した。
みかんちゃんはママだとわかった顔をしていたけれど、モカちゃんは落ち着かない様子だった。
ま、まさか、もう忘れた？