キク英文法4周目、副詞と文型をやり直した

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

Day Xから、なかなか抜け出せません。
前に書いた記事を読み返すたびに、あれ?っと思う部分を見つけてしまう。
本書の序文みたいな箇所で足踏みしてどうするよと思いますが、今回は焦らないでやる。
ウロウロしている間にChatGPTなんか使い始めちゃったので、更に加筆してます。

まず副詞。
これのイメージが出来ていないので、どの文型だかわからなくなる。

参照:副詞を理解すると英語がわかりやすくなる?例文付きで実際の使われ方も紹介!

英語の副詞は、単語や文章の意味を修飾する役割を持った品詞です。
例えば、Very(とても)、Quickly(素早く)、Slowly(ゆっくりと)、Always(いつも)といったものがあります。
単語や文章を修飾することで、英語の文章全体が詳しく説明されて、表現を豊かにすることができます。

副詞と形容詞との違いは、ズバリ、「何を修飾するか」です!
副詞が修飾するのは、「形容詞、副詞、動詞、文章全体」で、形容詞が修飾するのは「名詞」です。

× She speaks slow.
〇 She speaks slowly.

Slow(ゆっくりな)は形容詞で、Slowly(ゆっくり)は副詞です。
日本語でも「彼女はゆっくりな話す。」では、文章として違和感がありますよね?

逆に、「The cat is cutely(副詞).」も、「そのネコはかわいく」では文章に違和感があります。
違和感のない「そのネコはかわいい」という文章にするには、「The cat is cute(形容詞).」にする必要があります。

このように、形容詞が名詞だけを修飾するのに対して、副詞が修飾するのは「形容詞、副詞、動詞、文章全体」という違いがあることがわかります。

ということ。
これを踏まえて、文型の例文をいろいろな時制で挙げていくことにする。
特に命令文、疑問文の文型はわかりにくい。
命令文の主語は必ずYouになると念頭におく。

あと、特殊な例でThere is ~は何文型なのか調べてみた。
参照:There is ~ 構文は第一文型

第1文型の中でやや特殊なもので、There is ~という文があります。
これは「there is 構文」と一般に呼ばれるようですが、意味の方は「・・・に~がある」「・・・に~が存在する」という意味です。
この文では文頭のthere は主語ではありません。
thereは普通、「そこに」という意味を表しますが、この文においてはthere単独の意味はありません。
またこの文のbe動詞は「~です」ではなく、「~があります」、「~が存在します」という「存在」を意味しています。
そしてbe動詞の次に来るもの、つまり「存在しているもの」が文全体の「主語」です。
文の最後に「主語がどこにあるのか」という場所の語句がほとんど示されます。

いわゆる「there is ~ 構文」は「There+V+S+『場所の語句』」という構造で第1文型に属する。

第1文型(SV)
Come here.= You(S) come(V) here(M 副詞).
なんだろう、文型を意識すると、hereが副詞という見方が新鮮というか。
確かに動詞を修飾してるから副詞なんだけど、今までSVOの第3文型あたりなんじゃないのみたいな、曖昧な見方をしてきたんだなと気づく。

There are two books on the desk.
There(対象外) are(V) two books(S) on the desk(M).
上でやったThere is 構文の例。
この are は「~です」ではなく「存在する」の意味なので、SVだけで文章が成立する。
一見すると
There(S) are(V) two books(O) on the desk(C).
に見えるよね。
色々なサイトを見たけど、There (V)+ (S) +場所の語句としか説明されていなくて、on the deskは何ですよという解説がない。
もうThere is は存在する、終了!って感じで覚えて良いのかな??

Where will you go next Sunday?
これ、パッと見で第1文型ってわかるか~??
what や when などの疑問詞が文の成分になっているかどうか、どう見分けたらいいのか。
Where (M)you(S)will go(V) next Sunday(M 副詞)

疑問文の文型が見分けられないので、先に進む前にここを整理してみる。
キク英文法のChapter 12を見ると疑問詞は
疑問代名詞 who,what,which,whose
疑問副詞 when,where,why,how
疑問形容詞 what,which,whose
に分類される。
疑問代名詞は、名詞なので主語になれる。
疑問副詞は、動詞を修飾する副詞と同じなので、補語になれない。
疑問形容詞は、後ろに続く名詞を修飾し、形容詞句として主語になれる。

このルールとこの前参考にしたサイトを見つつ例文を上げると
参照:疑問詞がついた時、何文型とどうやって判断すればいいのですか?

第1文型
Where will you(S) go(V) next Sunday?
疑問副詞は補語になれない。
When did you sleep?
Why did she break up with her boyfriend?

第2文型
What(C) is(V) this(S)?
疑問形容詞として、What size is this?
Who is the best soccer player in the world?

第3文型
When did you(S) write(V) the letter(O)?
疑問副詞は補語になれない。
How long have you been studying English?

第4文型
Who(S) made(V) you(O) the dress(O)?
疑問代名詞は、名詞なので主語になれる。
Which book did you read him last week?

第5文型
What(S) made(V) you(O) so sad(C)?
疑問代名詞は、名詞なので主語になれる。
What do you call this dog?

When will the wedding be? 
これは何文型だ?
Whenは疑問副詞なので、文の成分に含まれない。
the wedding will be だけでは文が成立しないのでは...と思ったけど、実は成立する。
この例文がわかりやすい。
Marriage(S) will be(V) happy(M).「結婚すれば幸せになれる。」
なので
the wedding(S) will be(V)「結婚式が行われる予定です」
となるんですよ、なんと第1文型!
修飾語(M)を足すとわかりやすい。
the wedding will be nice.「ステキな結婚式になるでしょう」
ちゃんとした文章になるでしょ?
疑問詞という大枠だけで考えていると、どれが主語なのか補語なのか見分けがつかなかった。
これがミスの原因ですね。
疑問代名詞、疑問副詞、疑問形容詞の3つがあるよと知るだけで、解決する問題だった。

疑問詞は一旦ここまで。

Birds(S) sing(V).
Birds(S) are singing(V).
Birds(S) sing (V)beautifully(M).
Horses(S) have been running(V).
That dog(S) runs(V) very fast(M).

第2文型(SVC)
be(~である)型
Be quiet.= You(S) are(V) quiet(C).
She(S) had been(V) my girlfriend(C) when I was in high school(M).
He(S) will be(V) a doctor(C).
It(S) was(V) dark(C).
It(S) will be(V) dark(C) before long(M). 
The weather(S) stayed(V)hot(C) for a week(M).
She(S) remained(V) silent(C) for a while(M).
The weather(S) held (V)warm(C). 
The child (S)kept(V) crying(C).

あ~、何度やっても補語のことが頭に入らない。
自分ごととして実感がないというか。リアル感がないと規則って覚えないのかな?
もう一回おさらい。
Cは主語の状態や性質を説明する補語。
補語になる品詞は、名詞、代名詞、形容詞。副詞は補語にならない。
主語が、何かの状態である。私が、眠い。腹減った。喉が乾いた。悲しい。うれしい。
天気が良い。悪い。夜が更けた。夜が明けた。犬が吠えた。猫は可愛い。

become(~になる)型
The blind man(S) became(V)a great pianist(C).
She(S) fell down(V) senseless (C)on the ground(M). 
Our dream(S) finally(M) came(V) true(C).
The company(S) went(V) bankrupt(C).
My mother(S) has got(V) quite well(C).
He(S)is growing(V) old(C).
Some leaves(S) turn(V) yellow(C) in fall(M).

look(~に見える)型
He appeared in court.
これは、動詞をisに変えて文章が成り立つかというやる方で考えようとして、混乱した問題。
He is in court.という文章は成り立つか?
成り立つんですよ。彼は法廷にいる。第2文型。
でも動詞が違う。
前置詞句(前置詞 + 名詞)が形容詞句か、副詞句かは、名詞にかかっているか動詞にかかっているかで見分ける。
in court は動詞の appeared を修飾しているので副詞句。
これは第1文型になる。

これは第2文型。
The house(S)appeared(V) deserted(C).
He(S)appeared(V)a little upset (C).
The story(S)sounds(V)very(M)strange(C).
Ants(S) always(M) look(V) busy(C).
They(S) don't seem(V) serious(C).

feel(~と感じる)型
This sofa(S) feels(V) very(M) soft(C).
I(S) have been feeling(V) cold(C) since yesterday(M).
These flowers(S) have been smelling(V) nice(C) for a month(M).
This cake(S) must be taste(V) nice(C).

第3文型(SVO)
Pass it.  = You(S) pass(V) it(O).
Keep the change. = You(S)keep(V) the change(O).
When did(M) you(S) write(V) the letter(O)?
Hold a pen firmly. = You(S) hold(V) a pen(O)firmly(M).
I(S) eat(V) an apple(O) every morning(M).
She(S) always(M) makes(V) a precise plan(O).

He(S) knows(V) that I am busy(O).
主語と動詞が2つあったとしても、主たるSV以外はOになるパターン。

第4文型(SVOO)
O1 ≠ O2の関係になる。
Tell me the truth. = You(S) tell(V) me(O) the truth(O).
She(S) gave(V) me(O) a book(O).
Who(S) made(V) you(O) the dress(O)?
これは間違いやすい。
you だけ見て主語だと勘違いしたけど
「誰が(S)あなたに(O)ドレスを(O)作ったの(V)?」と考える。

He(S) handed(V) me(O) a ticket(O)at the entrance(M).
Will you(S) lend(V) me(O) your bicycle(O)?
We(S)offered(V) her(O) a better position(O).
Pass me the rope. = You(S) pass(V) me(O) the rope(O).
He(S) paid(V) me(O) the monthly expenses(O).
She(S) promised(V) me(O) a reward(O).
I(S) sold(V) him(O) my car(O).
He(S) showed(V) me(O) his photos(O).
She(S) taught(V) me(O) mathematics(O).
I(S) must buy(V) myself(O) a new dictionary(O).
Call me a taxi. = You(S) call(V) me(O) a taxi(O).
He(S) cooked(V) her(O) some sausages(O).
Will you(S) find(V) me(O)my contact lens(O)?
I(S) got(V) her(O) a doll(O) for Christmas(M).
The postman(S) has left(V) you(O) this letter(O). 

第5文型(SVOC)
O = C の関係になる。

see, hear, feel などの「知覚動詞」は原形不定詞が使われる特殊な文型と言える。
I(S)saw(V)him(O) enter the room(C).
She(S) felt(V)anger(O) rise in her heart(C).
I(S)heard(V)you(O) call my name(C).
不定詞は、動詞の形で名詞、形容詞、副詞のような働きをする。
him(O) enter the room(C)は、彼が(O)部屋に入るのを(C)ということなので、名詞を修飾している形容詞句の扱いということか。
このへんは、不定詞の項目でまた確認する。

名詞句は主語、補語、目的語になる。
形容詞句は名詞を修飾したり、補語になる。
形容詞句を作るのは、to不定詞、分詞(動詞の性質を備えた形容詞)、「前置詞+名詞」の3つである。

Keep you warm. = You(S) keep(V)you (O)warm(C).
I(S)will make(V)you(O)happy(C).
What(S)made(V)you(O)so(M)sad(C)?
I(S)found(V)the book(O)very(M)easy(C).
The illness(S)caused(V)her(O)to give up the dream(C to不定詞による形容詞句).
I(S)appointed(V)Mr. White(O)as my successor(C 前置詞+名詞による形容詞句).
He(S)called(V)his child(O)John(C).
His wife's death(S)drove(V)him(O)to despair(C to不定詞による形容詞句).
I(S)elected(V)Japanese history(O)as a minor(C 前置詞+名詞による形容詞句).
Can you(S)get(V)the clock(O)going again(C 名詞句)?
これはちょっと悩む。
The clock is going は成立するので、again は副詞。
Can you(S)get(V)the clock(O)going(C 動名詞)again(M)?
かもしれない。

The payment(S)left(V)me(O)with only one dollar(C 前置詞+名詞による形容詞句).
The premier(S)named(V)him(O)Finance Minister(C).
I(S)believe(V)him(O)to be honest(C to不定詞による形容詞句).
She(S)considers(V)marriage(O)as the ideal human relationship(C 前置詞+名詞による形容詞句).
She(S) found(V)her baby(O) still(M)asleep(C).
He(S) thinks(V)nothing(O) but business(C 前置詞+名詞による形容詞句).