チェロのレッスン189回目、ボーイングのときの肩の動きを改めて聞いてみた

発表会も終わって、久々のレッスン。
今日はレッスン前にボーイングについて質問してみた。
大きくてきれいな音を出すために、肩のチカラが抜けていることが必須だと思うんだけど、弓先までいくと肩が上がってしまい、弓が帰ってくるとき、上がった肩がそのままなので、結局ずっと肩が上がったままになり、大きな音が出せないというループになっている。
肩はどうなっているのが正解なのか。

先生の回答
まず、肩は上がらない。
肩を上げないと弓先に届かないということはない。ひじからボーイングしていき、最後に手首を曲げることが必須。
手の甲は横を向いていて構わないし(体の方に向いている)、小指薬指が弓から離れていてもいい。
帰りは、弓を戻し、最初の構えの位置で、幽霊みたいに手首がだらんと下向きになっている。
つまり、手首が折れてる状態でスタート、ボーイングの終点で反対側に折れる。

今日のレッスンは、L.R.FEUILLARDの黄色い本P.64。
弓先でスタッカートという難題盛りだくさんの練習曲。
スタッカートで弓を使いすぎないこと。ほんとに1~2センチの間で弾く意識で。
1と3小節目は、左手の指を離さないで弾けるところは離さないように。似たようなフレーズが出てきたら同様に。
下から1段目と2段目、音の読み間違いがあるので修正する。